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2006-07

東屋

年に1〜2回開く「東屋」
 
中華街の中の公園にある東屋で、極私的な飲み会を開いたのが始まりで、
気が付いたら立派なオフ会に成長し、今回もまたかなりの参加者が訪れた。
 

 
 
「お久しぶり〜」
「はじめまして〜」
「元気だった〜」
  
 
会費無し。
細かいルールも無し。
なんとなく始まって、各々の都合で解散していく、緩い飲み会。
 
自分の飲み物と食器を自分で用意してもらい、
有志の自主的な持ち込みで飲食を賄う。
 
そして今年も、そんな飲み会に参加した人数は20人を軽く上回った。
 

 

 

忙しくても、顔を合わせて話をする時間は大切にしたい。
 
どんなに解り合っている相手でも、
顔を合わせないでいると、心が伝わりにくくなる。
 
それを知っているから、
こんな催し物を開催するようになったのだろう。
 

 
今回は、bowjackmovie関係者も参加してくれて、いつもより華やかな感じがしていたが、
こちらは相変わらずのマイペース。
  
マッカランとシガーを回し飲みしながら、
参加してくれた人達と馬鹿話に花を咲かす。
 
そう・・・
こんな時間が大切だった・・・(^_^)
 
 

 
 
「ご無沙汰です。お元気ですか?」
 
「ほんと、ごぶさた〜
 皆元気? 今は・・・相変わらず?」
 
「今、現場でDやってんですよ」
 
「お〜ホント!?
 やぁ、やっぱり現場の人は現場に居るのがいいね。
 良かったね〜」
 
突然かかってきた電話の主は、今から14年も前に番組で一緒に仕事をした大御所タレント。
 
懐かしい声に驚いたが、向こうがコッチの電話番号を忘れていなかった事と、
コッチも電話番号を変えないでいた事が、久々の会話を生んでくれたらしい。
 
変えない事で繋がっている関係もあるものなのか・・・と思いながら、
相変わらずの「東屋」を開催する意味にも通ずる事を再確認する。
 
それにしても、楽しい(^_^)
 

 

 
思えば、この楽しさや仲間が集う空気を表現したかったのがbowjackmovie。
(現在、メールによる問い合わせで、ダウンロードページとパスワードをお知らせしています)
 
この独特の自由で暖かい空気を共有する意味はそれぞれが思う事だが、
この形を作り、維持していく事は、私にとっては大事な事の一つと言っていい。
 
 
「有る程度知り合えたら、やっぱりお会いして話をしてみたい。
 どうしても文章や電話だけでは伝わらない物があるから、
 こうやって緩い会を開いているんです。」
 
「本当に、居心地が良くて、いいですね」
 
「そう感じていただけるのなら、何よりです。」
 
 
誰かがちゃんとリーダーとしてどかっと居て、
堅苦しい挨拶なんかがあるような会には、
気が向いたら参加できる・・といった緩さは期待できない。
 
だから、一切の押しつけをしないで、開催する形を取っているが、
今回も、多くの差し入れがあって、飲食に困る事がなかったのは嬉しい事。
 
そして東屋のライトが消える22時を過ぎても、
話はなかなか尽きなかった。
 
次回、開催する時は、
もっと早くから始める事にしよう。
 
夜中まで話ていたいけど、
この公園はまさに町中の公園。
 
22時の消灯とともにお開きにする位がちょうど良さそうだ。
 
次回は・・・・?
 
秋に開催できるか・・・なぁ(^_^;)
 

桃花

「せっかく人数が集まったんで、中華街行きませんか〜?」
 
「賛成〜(^_^)」
 
 
今日は早朝から仕事があって、いつもより早く終わったので、
ランチタイムに余裕があった。
 
いつもだと四川料理の店に行くのだが、
以前に行った時、麻婆豆腐を辛くしてもらったら大変な事になって、
今回はその店を避ける事に・・・(^_^;)
 

 
本日のランチ(840円)
 
鶏肉の薄切りオイスターソース炒め
白身魚のカレー炒め
苦瓜と豚バラ肉の黒豆炒め
厚揚げ豆腐の辛味噌炒め(家常豆腐)
 
これにスープとご飯、デザートが付くから、全部頼んで皆で分け合って食べるのが楽しいのだ。
 

 

 
オープンした頃(1998)は、味が荒れていたが、最近は安定して美味しい店の一つだと言える。
 
上海料理の店としてスタートして以来、特に女性に人気を集めているこの店は、
基本的に味付けは薄目。
 
旬の中国食材も積極的に取り入れるためか料理の値段が微妙に高いのだが、
食べてみる価値は充分にある。
 

 

 
 
「最近、食べ過ぎて調子が悪くなるのよねぇ・・」
 
「それって・・・」
 
「何?」
 
「コントロールしないと、血糖値の調整が上手くいってないから、
 病気になるよ」
 
「え・・・?」
 
 
今日のメンバーの中では一番の食いしん坊が、
ダイエットに凝っているヤツから注意を受ける。
 
 
「最近、朝ご飯食べて、昼ご飯食べると太るようになった・・・」
 
「それは夜、飲み過ぎなんじゃないの?」
 
「そんな事はない・・・」
 
 
何処も肥りすぎを気にする会話だったりするのに、
しっかりと皆で分けて食べてしまうのだから・・・・
 
 
忙しさにかまけて顔を合わせないと、
人間関係が細くなる。
 
どんなに大切に想っていても、
その言葉にならない想いは、
やっぱり会わないと伝わりにくい。
 
だから私は、なるべく人に会うようにしているけど、
ここのところ酒を飲む事も忘れているほど内向的だ。
 
 
楽しく仕事仲間と食事をしながら、ふっとそんな事を思うのは、
人間は1人きりでは生きていけない・・と知っているから、かも知れない・・・(/–)/
 
  

「桃花」
045−224−7777
横浜市中区山下町192−9

月〜金
11:30〜15:00(LO14:30)
17:00〜LO21:00


11:30〜LO21:30

日・祝日
11:30〜LO21:00

瞬間の判断

AEDの取材に行った。
 

 
 
日赤の支部で行われていた救急法講習会で、AEDの使い方を教えていたが、
それを見ていると、誰でも扱える・・・というイメージが揺らいでいく。
 
通報から救急車が辿り着く時間として6分という目安があるが、
その6分間の間に心肺蘇生を必要とする人の救命率を見ると、
AEDを使用した方が倍以上高い・・というデータを見せられた。
 
 
そりゃ・・凄いや。
すぐ導入して欲しい・・と単純に思う。
 
が、心肺蘇生ができる人が、安全・確実に使った場合は・・
という条件がありそうにも感じる。
 
心臓が停止している人を蘇生するのだから当たり前の事だが、
AEDを使用すれば、心室細動(要するに心臓の筋肉が痙攣している状態)を抑える事ができ、
心臓マッサージを効果的に行えるわけで、要は心肺蘇生と対をなす道具なのだ。
 

 
つまり、多くの人が心肺蘇生法を習得している・・という条件があって、
誰でも扱える・・という事が言えるようで、この機械を設置する事は勿論重要だが、
それ以前の問題が大きい・・と正直に感じた。
 
人の命に関わる事だから、ちゃんとやらなくちゃいけない。
 
で、自分はちゃんとやる知識も経験も無い・・・
となると、誰だって手は出せない。
 
従って、誰でも最低限の訓練を受けている、という環境整備が急務となるのだが、
学校教育の中で、ちゃんとした救急法の単位を設定している教育機関はどれだけあるのだろうか?
 

 
何もしなければ死ぬ・・という人を見た時、まず動く事が大事で、
その「動く」という意識を作る事は難しい・・・と思っているのだが、
素人が手を出すと胸骨を折ったり肺を壊したりする可能性がある・・・
というマイナスイメージを払拭する努力が、まだまだ日本では足りないようにも思う。
 
 
バイクに乗っていると、高確率で身の危険が起きる。
そしてその度、誰かの善意によって救われてきた。
 
だから自分も、そのような事態遭遇した時、
積極的に救助活動を行いたい・・と思っているし、
現実にできる事はやってきた。
 
ただ、そんな時、野次馬や通り過ぎる人達があまりに多く、
自分が事故を起こした時助かったのは、本当に運が良かったな・・と感じるのだが、
番組を作る時は、せめて立ち止まって声をかけようよ・・・というメッセージくらい伝えたいと思っている。
 
 
講習を受けていた人に「何故講習を受けようと思いましたか?」と質問したところ、
「事故に遭遇した時、自分の無力さを感じたから・・」という答えがあった。
 
何もできない自分を恥じる気持ち。
 
その気持ちが少しでも多くの人にあったら、
きっと事故現場で、見て見ぬふりをする人は減るだろう。
 

防災と言わない防災

防災と言えば、災害に対する備えを意味する事が多いが、
色々と取材をしてみるとどうやらそんな簡単なものでは無い事がわかってくる。
 

 
 
例えば、避難に対し支援が必要な人に対するリスト作り。
 
誰が何処に住んでいるか・・・を調べてリストにするだけの事だが、
プライバシーの侵害だ・・とか、個人情報保護法に触れる・・とかで協力が得られず、
地域における支援計画そのものが立ち上がらないのだ・・と自主防災組織のリーダーが語った。
 
防犯も防災も、結局町ぐるみで取り組むと、効果は上がりやすい。
 
遠くの親戚より近くの他人・・と言うように、いざ・・と言う時頼りになるのは、
やっぱり隣近所の手によるもの・・というデータがある。
 
隣に住む人の顔が解っていれば、見ず知らずの他人が家に入ろうとしてもすぐわかるし、
日頃話をする関係が出来上がっていれば、いざという時にも信頼関係が作りやすい。
 
そういう意味では、地域の防犯組織は防災の役も自然に担うのだろう。
 

 
平塚で取材をした時、お年寄りをどう避難させるか・・・という計画を立てている地域のリーダーに出会えたが、
防犯も防災も地域福祉も全ては人の和とシステマティックな体制作りにある・・・と言っていた。
 
消防団が地域の見回りをする時、独居老人の声がけや体調把握を行い、
災害時には地域の若者が避難の支援を担当するようにセッティングする。
 
そんな理想論が実際に行われていて、少なからず驚いた事を思いだした。
 
神奈川県では、そんな地域のリーダー達を対象に研修会を行っているが、
災害時、行政の力が個人個人に届くまでの間をケアする組織を下支えする施策としては、
必要不可欠なものなのかも知れない。
 

 
自分自身は?
と考えると、ほとんど自宅に居ないような生活故に、
かなり不安がある事に気付く。
 
地域の事など何も知らないし、
実際に自宅に居ない場合は、間違いなく局で報道の手伝いにあたっているわけで・・・
 
すいません・・・
言い訳です。
 
地域の事も、もう少し考えよう・・・と、
日記には書いておきます(/–)/
 

地球温暖化?

最近、凄く暑い・・・

なんだか季節がおかしくなってしまった・・・?

と感じる事が多い。

仕事で地球温暖化の問題を幾度か取り上げてきてはいるが、
その問題の深刻さは、現実の物となりつつあるんじゃないだろうか・・・?
と疑いたくなってきている。
 

 
今年の香港は、いつもより早くから暑くなっていて、
現地の人からも「ちょっとおかしい」という声を聞いた。
 
日本よりもエアコンに頼る生活が染みついている街だからか、
実際に感じる暑さは半端じゃない。
 
汗かきの私は、ちょっと町中を歩くだけで汗だくになり、
エアコンの効く部屋に逃げ込んでしまうのだが・・・・(^_^;)
 

 
熱気&湿気の溢れる街は、たくましく成長していた。
 
香港では雨後のタケノコのように高いビルができる・・・と錯覚する位のスピードで
高層ビル建築が進んでいる。
 
それも、日本にあるようなオーソドックスな形ではなく、
風水の見地から設計されたりする関係で、それぞれのビルがユニークな形をしていたりする。
 
 

 
 
で、じつはこの自己主張に満ちたスタイルを持つビル群を見る事も、自分にとってはパワーの源になっているようで、
「やればできる精神」の具現化として感じているようだ。
 
 
しかし・・・・
この暑さはどうなんだろう・・・?
 
明らかに自然の摂理とはかけ離れた活動をする人間達はこんな異形の巣を作り上げ、
環境を自らの欲望の為に破壊し続けて・・・・
 
自分の世代には関係ない・・といった傲慢な考えや、背に腹は代えられない状況に甘えてた結果が、
今の不思議な気候を作り上げているとしたら・・・・かなり恐い。
 
ぼ〜っと空を仰ぎながら、滝のように流れる汗を感じていると、
そんな人間の愚かさを考えたりも・・・した。
 
 
ほんの3日間、シフトしただけ。
 
なのに、多くの事を見ないで生きていた事に気付いてしまう・・・
 
何ができるわけではないし、何かをしたいわけでもないが、
もう少し、グローバルな視点を持って生きないといけない・・・な、と感じたのは、
私にとっては大きな「気付き」だったように思う。
 

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