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2008-12

全館点灯

今年は地球環境に配慮して、
24日だけとなったみなとみらい地区の全館点灯。

その昔、フィルムで撮った場所から、
EOS 5D+16-35で撮ってみた。

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何故か華やかに見えないのは、
景気のせいだろうか・・・

それとも・・・

全開走行

レッドゾーンぎりぎりまでエンジンを回し、
持てる能力を駆使してタイム削る・・・

そんな緊張感の中でだけしか生きる実感を持てなかった頃、
自らの命を掛け金にして自分の中でだけ納得できる儲けを手に入れ、
同じラインの上で競い合える人間だけと言葉を交わす。

しかしそれは、
その世界の中だけで通用する流儀であり、理解できる単語であって、
本当に求めていた「言葉」とはかけ離れていた。

ただ、その頃から、自分の表現のツールは
常に「写真」だった。

何も言わなくても、
そこに写り込んだ空気や時間を、
同じような感覚で理解できる人ならば、
私の写真は言葉と同じものになる。

だから、私が何かを感じて撮った写真を誰かが見て、
何かを感じてくれる事はとても素敵な事だと、
今もそう思っている。

そんな事を考えながら、この2週間ほど、
ひたすら今まで撮った写真を見続け、
写真展に使えそうなデータはあらためて現像し、
加工して、整える作業を続けている。

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ヤフーのブログにひたすら載せ続けている食べ物の写真も、
こうやって集めてみると、自分の生活がよくわかる。

大きくするための、良質で意味あるカットは、
その大きさでしか伝わらないだろう・・・という事を前提にチョイスして、
細かいエラーやトーンジャンプには目を瞑りつつ、
その大きさを想像しながら加工した。

50歳の記念イベントだから、
最低50枚の写真を出す・・・という目論見で、
出したいカットはそれを大きく超えているのが現状だ。

人の写真も多くチョイスしたが、想像以上に許諾を取る事が大変なので、
企画して撮った物や、予め写真展に出す事を伝えて撮った物だけにする。

そんな中でも、このページをご覧頂いてきた皆様には、
そういう遊びをやってたのね・・と思えるような趣向も考えた。

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さて、いよいよ3週間後。
用意した写真を26メートルの壁に貼り付ける。

丸1日かけて、ゆっくりとレイアウトしながら、
その日その時そこにいた事を思い出すだろう。

ちょっと辛くて、ちょっと楽しい、
そんな時間が待ち遠しい。

・・・と言う前に、データまとめないとね(^_^;

忘年会

1831

   巷は酔いどれが溢れる時期になったけど、
   今年はいつもより勢いがない。

   やっぱり世の中、不景気なのか・・・

   そんな事を感じながら忘年会に出ると、
   ひたすら「食い」の会だった(^_^;

媽祖廟

  いよいよ暮れも差し迫って、
  写真展に向けての準備を進めているけど、
  その合間に1月に出さなきゃいけない写真も撮ってみる。

  毎月一回、tvkの昼間の番組「ハマらんちょ」に
  テーマを決めて写真を流しているのだけど、
  1月のテーマはなんと「中華街」

  このテーマがある時は「水」だったり、ある時は「食」だったりするから
  毎回悩まされる事が多いのだけど、今回は正月から2月のイメージの中で、
  中華街の旧正月も絡める方向を持ったようだ。

  で、撮ろうと思っていても、
  最近は自分が思う中華街らしい場所が減っているから、
  気付いた時に撮らないと、時間切れになりそうなワケで(^_^;

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  ココは、中華街の中では歴史が浅い場所「横浜媽祖廟」

  元々は駐車場があった場所で、仕事でも使っていた所なのだが、
  その駐車場を潰してマンションを建てる・・という計画が上がった時、
  中華街発展会共同組合が協議を申し込んで撤回させた・・という経緯がある。

  独特な社会を形成している中華街で、
  地域の協力が得られないと大変なのは想像がつくが、
  組合で買い取った土地に航海安全の守護神を祀るのはなかなか粋な事。

  家内安全 商売繁盛 心願成就 開運成就 身体健全 社運隆昌 交通安全
  旅行安全 厄難削除 合格成就 安産祈願 息災延命 良縁成就 無病息災 除災招福

  。。。凄い神様です。

  霊験が確か・・という事で信仰も厚く、
  お参りする人も多い。

  という事で、500円のお線香をカップルで買って、
  お参りしてお札を頂くのも如何かな・・と(^_^)

  しかし中華街って、
  身近過ぎて撮る意欲に欠けるんだよねぇ・・・

たとえば

0850

 

  どうしても風景写真が多くなる私だが、
  人物写真も撮るし、物撮りだってやっている。

  今回は、そんな仕事の中で撮った物や、
  自ら作り出した空気を感じられる写真を準備している。

  この週末、3年前のセッションのその後を、
  それなりのスパイスを加えて料理してみた。

  表現したい物は、夢幻。

  無限の可能性の中で見る夢幻は、
  それでも私なりの色をまとって焼き込まれる

  そんな実感が、
  生きている事を感じさせてくれた

 

 

  ありがとう

  生きて
  出会って
  一緒に走る事ができた

  そんな気持ちを
  出会えた人すべてに伝えたい

  そして
  一緒に生きてくれた人に
  その証を見せられる喜びは何にも代え難い

 

  君がいてくれたから
  私はここにいる

  本当に
  ありがとう

 

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