2009-05

　　
　　　パラパラと、突然降りかかるシャワー
　　　路面は決して乾かない
　　

　　　今日は結局こういう日だったね・・・

　　　　
　　　そんな事を思いながら、
　　　毎年のように座る東屋のイスから
　　　暮れなずむ空を見上げると
　　　こんな色が待っていた。
　
　　　　

　
　　　　　　
　　　そうか
　　　
　　　たまにはゆっくり、
　　　空を仰ぐのも良いね(^_^)

　　
「この景色を一緒に見た事
　忘れないな・・・」
　　
　　
そんな言葉を聞いた日をふっと思い出しながら、
みなとみらいを切り取っていた。
　　
　　
人工的な風景も
時の流れによって姿を変える
　　
そんな現実を見れば
自分の立ち位置が変わっている事にも納得させられる
　　
　　
　　

　　
そう・・
日々、全ては変わっている
　　
だから
それでも
残っているリレーションは
自分にとって宝物のようなものだ
　　
そんな宝物があるから
明日もまた歩こう・・・と思えるんだろうね

　　
　　　開港の匂いを感じる写真が欲しいと言われ、
　　　悩んでいた。
　　
　　　で、意味なく赤レンガ方向へ足を向けたが、
　　　ふっと思う。
　　
　　　昔、フィルムで撮った写真を、
　　　敢えてデジで撮ってみよう・・・と。
　　
　　
　　　実は以前にもトライした事があったのだけど、
　　　同じような写真を撮る事ができなかった。
　　
　　　しかしこれはどうだろう・・・・
　　
　　　ある意味、しっかり同じ感じに切り取れている。
　　

　　
　　
　　　不思議だが、
　　　あの時の感じが、
　　　自分の感覚に蘇っているらしい。

　　　勿論、今の切り取り方ではあるけど、
　　　自分の中にある感触が、同じだ・・・と呟いている。
　　
　　

　　
　　
　　　足は相変わらず痛いけど、
　　　撮りたい気持ちに駆られて歩き、
　　　こんな実験も無意識にやっている。

　　　そしてそれは
　　　自分の視界を想像以上に広げてくれて・・・

　　　ホント、面白かった。

　　
　　

　　　
　　　

　　
朝の雨は上がり、
空が少し明るくなる
　　
それでも今日は
見える世界に色が無い
　　
それはきっと
心の病
　　
見えるべき色を
見ようとしていないだけの事
　　
　　
動いてみよう
生きている事を感じるために
　　
歩いてみよう
明日も笑って空を見上げられるように

　　
君が
一人きりで頑張っている事
よくわかってる
　　
でも
君のおかげで
明るい毎日が過ごせてる
　　
味気ない毎日に色を添え
寂しさに負けそうな心に光を与える
そんな君がいてくれるから
今日も押し潰されずに歩いていけるんだ
　　
　　
ありがとう
感謝してるよ
　　
そしてこれからも
よろしく