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2006-07-11

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やっとこの日がやってきた。
  
徹夜を続けて作り出した時間。
大切に味わおう・・・
  
台風が近づいていたり、良からぬ物が飛んだりするが知ったこっちゃない。
雲の上に出てしまえば関係の無い事だ。
 
 

 
 
1年半ぶりの香港。
 
こんな所にこんなビルがあったっけ・・・?
と悩むの相変わらずなら、蒸し暑い熱帯独特の気候も相変わらず。
 
実は夏に訪れた事は無く、相当に覚悟は決めていたのだが、
外に出るとあっという間にずぶ濡れになるほど汗をかいた(^_^;)
 
しかも、ホテルの中は冷蔵庫のように冷えていて・・・
 
 


 
 
昔は複数回訪れていた香港も、今では年に1回行ければ良い方となり、
その分ホテルに贅沢するクセがついていた。
 
ペニンシュラは老舗として、また優れたホスピタリティを持つ事でも有名で、
行き届いた気配りと質の高さは、何もしないでいる事さえ楽しいと思わせる力を持っている。
 
Welcome Drink はオリジナルブレンドの中国茶。
部屋に案内され一息ついた頃に届けられ、
その一杯を飲む事でPENINSULA Lifeが始まるわけだ。
 
ポットの後ろに見えるフルーツは日替わりで追加されるのだが・・・・
自分で剥かなくちゃいけないのが面倒くさい(爆)
 
 

 
 
何故,こんなにも香港に行きたくなるのだろう・・・
 
既に訪れた回数を数える気力が無いほど親しんだ場所で,
どこに何があるかも解りきっている場所。
 
なのに,毎回新鮮な気持ちで訪れる事ができる。
 
それはきっと,
自分の中では大切にしているエネルギーの形が,
この町を前進させ続けている事を,肌で感じているからに他ならない。
 
 
無駄な事は一切しない。
通貨も信じるに値しない。
 
成功した者にだけ許される贅が日々生き延びるだけの暮らしが象る街に存在し,
族として生きる結束と信仰を絆に生きる人々と,異邦人が同居する微妙なバランス。
 
それを視覚的に,直感的に感じられる時間は,
日々の自分の中にあるはずの大切な「生き方」という羅針盤が
狂っているかどうかを確認するために欠くことができない・・・・。
 
 
 
気温35℃ 湿度85%の街と隔てる大きなガラス扉は,
相変わらずドアマンによって管理されている。
 
その風景を見た時,
自分は贅沢に甘えている事を思い出した。
 
 

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