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2007-12

Alone

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 珍しく誰も居ないカウンター。

 

 こんな夜は、酒と語らいながら

 いっぱい溜まった澱を流そう。

 

 76・78・80と並んだ3本は、

 何れも妖艶な魅力に満ちて、

 ちゃんと向き合って下さいね・・・と囁きかける。

 

 そう・・

 こんな時間が、欲しかった。

MC

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MERRY CHRISTMAS!!

SUNSET

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 暮れなずむ横浜に吹く風は、

 どこか素っ気ない。

 

 行き場の無い想いが心を冷やすが、

 ほのかに暖かい夕日だけが、

 唯一の理解者のように温もりをくれる。

 

 大切な想いは捨てはしない。

 思い出として整理もしない。

 

 そんな事を感じながら見た空気は、

 あまりに美しかった。

朝日

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 窓から、

 澄んだ朝日が差し込んでいる。

 

 その潔さと鋭さに、

 夢の旅路は終焉を迎える。

 

 夢と現実を切り分けるその光は

 まるで、微笑む愛しき人のようだった。

晩秋

ig561.jpg  一気に師走の風が走り抜けるようになって、
やっと秋らしい色が溢れ、
そして散る姿が目に入るようになる。


綺麗ではないけど、それなりに色づいた街は、
まだ当分冬が来ないような素振りを見せているけど、
陽の傾きは紛れもなく冬のそれ。

そしてそれは、
時として艶やかな色を見せたりもする。

今年もあと僅か。
走り続けた一年だった・・と振り返る。

そんな時見上げた紅葉は、あまりにも綺麗だった。

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