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2009-11
いっそこのまま
- 2009-11-30 (月)
- Photo Essay
ずっとずっと大事にしてきた想い
それは決して色褪せる事はなく
今も心の中に息づいている
しかしそれは
行き先の無い想いだとわかっているから
取り憑かれないように心の奥に秘めたまま
日々穏やかに生きる事に努めていた
目の前に広がる鉛色の海を見ていると
何もかもが失われていく錯覚を覚える
いや
既に多くの物を失って
身動きさえできない自分がそこにいる事を
思い知らされているだけかも知れない
もう充分に生きた事だし
いまさら欲張る人生でもない
いっそこのまま・・・と思った時
秘めたはずの想いが足を止めた
しょうがないね
そんな人生だしね
悲しくても
淋しくても
明日はやってくるんだしね
ほんの少しだけど
都合良く使われているだけなのかもしれないけど
必要とされる事がないわけじゃないから
もうちょっとだけ頑張ってみようかね
それにしても・・・
寒いね
秋色
- 2009-11-24 (火)
- Photo Essay
向こう2年以内の写真を整理中、
ちょうどこの時期に撮影した風景に出会った。
まだ、どこでも歩ける頃、
藪の中を歩き回って探した色。
そう言えば今年は、
まだこんな色に出会ってないね。
クールダウン
- 2009-11-21 (土)
- Photo Essay
無理な事を言った。
所詮、無理は無理なのだが、敢えて強いた。
ただそれでも、
その「無理」には意味があった。
そして、1つの形が出来上がる。
結果、見えてしまった事も
少なからず、あった。
ブレていても、形はわかる。
ほんの少し離れて
広く視界を保てば良いのだ。
一つ一つに固執してフォーカスすると
形はおろか、フォーカスさえできなくなる。
そんな動きが見えてしまったから、
今は言う事ができる。
もう逃げてなんていられない。
腹をくくって、背負う時が来てしまったのだ・・・と。
仕事を終えて
1人、外へ出た。
風はもう冬色だった。
時の壁
- 2009-11-20 (金)
- Photo Essay
ゆっくり流れる「時」と
めまぐるしく流れる「時」を隔てる壁
今宵は
そんな壁を見ながら
杯をかたむける
ゆっくり飲もう
鎧を脱いで
楽しく飲もう
荷物を捨てて
心地よく酔う一時
それを長く感じるのは
とても幸せな事だよね
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