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2006-06
シフト
- 2006-06-17 (土)
- Photo Essay
少しずつ溜まってしまった澱。
その存在に気付きながら、自分という瓶の底に集めて、
日々、その澱が舞い上がらないように、扱いを穏やかにして・・・・
つまり当たり障りの無い、毎日を過ごしている。
だが、何事にも限度がある。
我慢にも限界があるし、感じなくするように自分をコントロールすると、
結果的に自分自身の首を絞めてしまう事にもなる。
だから・・・・
久々に脱走する事にした。
好きこのんでこの時期に?
と言われる事はよくわかっているが、
大事な田七も切れてきたので、香港へ逃避行する。
蒸し暑くて死にそうになる事はわかっているから、
今回はペニンシュラに泊まる事にした。
もちろん、タワーのハーバービューなんて贅沢はしないが、
この時期は朝ご飯+滞在中1回のDinnerもついてくる・・・
(結局食い気だが(^_^;))
いいのさ・・・
電話もかかってこない、
PCも開かない3日間。
そんな時間を、ただ何もしないで過ごせる事が
一番の贅沢であり、心の中に溜まった澱を綺麗に流す行為になるのだ。
もちろん・・・・
美味い物、食いまくるけどね(爆)
一応デジカメ持っていくけど、
香港の場合、食い物が美味すぎて、
食べる前に撮る・・という事を忘れちゃうんだよねぇ・・(/–)/
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ポール・ジロー
- 2006-06-15 (木)
- 煩悩
いつの間にか、葡萄の酒へ気持ちが戻ってきていて、
とうとうRAにもエクストラ・ヴァイユーを入れてしまった。
シャンパーニュの葡萄を使ったブランデーは、
豊かな香りと少し苦みのある味わいが、妙にそそる。
穏やかで飲みやすいが単調・・と思っていたブランデーだが、
ちゃんと時間をかけると変化が面白い。
そんな当たり前な事実に気付いてしまったら・・・
どんな酒が増えていくんだろうねぇ・・(/–)/
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海老の揚げ春巻き
- 2006-06-11 (日)
- 煩悩
ベトナム料理にも、タイ料理と同じ「海老の揚げ春巻き」があるが、
食べ方がちょっと変わっていて面白かった。
普通に並べられる春巻きを食べようとしたら、
店の人がアドバイス。
「その下に敷いてある葉っぱでくるんで食べてみて」
そう言われてよく見ると、
春巻きの数と同じ数のサンチュウとキュウリが・・・・(^_^)
言われて、焼肉の様にくるんで食べてみると・・・・美味い!
幸せな一時でした。
70点
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取材
- 2006-06-10 (土)
- 自己主張
「あなたは何故,今の仕事を選んだのですか?」
「一生の仕事って思った時,それまでやってた仕事は違うって思ったんですよ。
で,ずっと心の中に引っかかっていた仕事に就きたいと思って,
それで勉強して,この事務所に入りました。」
「楽しいですか?」
「それはもう・・・(^_^)」
世の中にどれだけの人が,
自分の好きな仕事をしているのだろう?
取材で出会った若者は,20代でありながら,
明確に自分の道を見つけ,そしてその道を自分の力で突っ走っている。
思い出すと,自分にとって仕事は,
やりたい事の為に必要な手段でしかなかった。
自由な時間が取れて,とにかくちゃんと収入があって,
仕事さえしていれば文句を言われない・・・という仕事は,
当然の事,仕事に対する愛情なんて,これっぽっちも起きるものじゃなく,
ただただ作業をするだけの時間にしか感じられなかった。
だから,その会社を辞める時,
「何故,辞めるのか,教えて欲しい」と尋ねられても,
どう答えていいかさえ,解らなかった。
単純に言えば,給料の低さと待遇の悪さ,そして身内贔屓・・・と
ありがちな問題点はいくらでもあげられたのだが,
自分の労働コストが低く見積もられている事にのみ,腹が立っていただけの事。
で,「やりたい事があるので」とその部分だけ正直に答えた事を思い出す。
今,自分がやりたかった仕事に就いている。
その事を,すごく幸せだと,感じている。
勿論,得られるサラリーに満足できるものじゃなく,
いくら働いても収入が増えない構造にむかつきつつも,
それでも良しとできるのは,このページを持っているからかも知れない。
時間は自分で作る物。
忙しくても,日々感じる事を目一杯受け止めて,
それを何かの形で表現していける事は,
私にとっては快感を伴う,生きる上で必要な行為だと思っている。
ただ,その感じる事を,忙しさを理由に行わないでいると,
どんどん感じるためのアンテナが錆びていってしまうようだ。
取材で出会った若者の声は,
「自分の今の足取りを俯瞰から見るように」という命令に聞こえた。
まだまだ,守りに入るワケにはいかない・・よねぇ(^_^;)
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