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Bowjackmoore – Anotherside

関内苑

「昔は2人で焼肉食うの避けてたよね?」
 
「そうだっけ?」
 
「匂いが嫌い・・とか、
 食べ過ぎちゃう・・とか」
 
「あぁ・・・そんな事言ってたかも」
 
「まぁ、2人で焼肉食べてるって、
 そういう関係だって見られたりするしね」
 
「そうなの?」
 
「え?
 そうじゃなかったの?」
 
「煙と匂いが嫌いだっただけよ〜」
 
「じゃ、今は?」
 
「美味しい物なら、なんでも・・・」
 
 
匂いがつく食べ物は、食べた後に別の予定がある時は、
私も敬遠するものだった。
 
ジンギスカンや焼き肉、干物を焼いて出す店・・・
食べ物の匂いはしっかりとしみついて離れないが、それでもまだ罪は軽い。
 
  

 
 
この店は少し高めだが、肉質が良くて美味いのが有名で、
美味い焼肉を食べよう・・・と声がかかると、
ココかセメント通りに行くのが約束になっている。
 
この日は「リブリース」をちょっと無理してオーダーしたが、
さすがは一皿2500円オーバー
 
柔らかい口当たりとジューシーな味わいが楽しく、
甘めのタレにも負けない肉の味が旨味を演出し、
思わず「美味い!」と叫んでしまった程。
 
 

 
 
「最近は、平気で一緒に焼肉食べるよね?」
 
「うん。 いけない?」
 
「いや、嬉しいけど。」
 
「食事って、誰かと食べた方が美味しいし、
 焼き肉屋に1人じゃいくらなんでも・・でしょ?」
 
「友達と行けばいいじゃん」
 
「あら、私と一緒じゃ嬉しくないの?」
 
「嬉しいですよ」
 
「あ・・・もしかして?」
 
「なに?」
 
 
彼女は私を見て、意味ありげに微笑んだ。
 
2人がもし10歳若ければ・・・・と思う展開だが、
現実はそこまで楽しくない。
 
お互いに様々な物を背負って生きているから、
駆け引きのないこんな関係を素直に楽しめるワケで、
色気より食い気な2人には、この後の事と言えば、
最後は何を食べてしめるのか・・・?
という問題に答えを出すだけなのだ(^_^;)
 
 
「たまにはさぁ・・・
 どっか美味い物食いに泊まりがけででかけようよ?」
 
「いいわねぇ・・・
 でも、休めるの?」
 
「それは言わない約束でしょ・・・」
 
「夢ばっかり食べていると、バクみたいな体型になっちゃうよ?」
 
「なんじゃそりゃ?」
 
 
え・・・っと、
バクは言い過ぎだとは思いますけど、
確かに煩悩は腹に貯まって・・・はいますなぁ・・・(/–)/
 
 

 
関内苑本店
045-261-2040
横浜市中区羽衣町2-5-14
月〜土 11:00〜02:00(L.O.01:15)
日・祝 11:00〜24:00(L.O.23:15)
年中無休

AED

自動体外式除細動器というと堅苦しいが、
こんなステッカーが駅構内や人が多く利用する施設に貼ってある事に
気づいている人は多くいるのでは?
 
 

 
 
番組でこの機械について取り上げる事になって色々と取材を始めているが、
実際の使い方は至極簡単で、事故が起きないプログラムが組まれていて、
ユーザーは電極を貼り付けてスイッチを押すだけ・・という事がわかってきた。
 
突然死死因のほとんどは心臓疾患と言われ、その大部分は心室細動という
心臓が拍動できなくなる状態に陥って死亡するらしい。
 
で、このAEDがあれば、倒れた人を救える確率が上がるのだが、
問題はバイスタンダー(傷病者の近くにいる一般市民)となった人の方にある。
 
目の前で見知らぬ誰かが倒れた時、例え救急講習を受けて情報を知っていたとしても、
実際に動く事ができる人は数少ないのでは?・・・と思うのだ。
 
 
私自身も何度か事故を起こし、その都度誰かに助けて頂いた経験を持っているが、
自分自身が誰かを助ける事を思い出すと、
助けなければ・・・と思うスイッチが入り難かった事を思い出す。
 
さすがに心臓疾患で倒れた人を見た事はないので想像がつかないが、
交通事故現場に遭遇した時、救助活動を始めても廻りの人間が一緒に動いてくれるまでには
かなり時間がかかるもので、かく言う私自身も初めての時はすんなりと動けなかったのだ。
 
 
取材では、その使い方や、バイスタンダーになった時の事などを追っていく事になるが、
その中で自分の少ない経験も反映させられればいいな・・と思っている。

ちょっと贅沢

凄く眠かったが、飯を食っていなかった。
 
時計は3時をとっくに過ぎていて、ランチにあぶれた事だけがわかる。
 
睡眠不足の頭では、今の気分に合う食事処をはじき出す余裕は無く、
蕎麦が食いたい・・・・という欲望に従って開いている店に向かっていた。
 

 
 
「すいません、ビールをください。
 それと・・・・」
 
いきなりビールのオーダーである。
 
午後の閑散とした時間に、
髭が伸びた疲れ切った男の座る前の一言が、
まず飲ませろ・・・なのだ(^_^;)
 
で・・つまみにはこんな物を頼んでみる。
 


 
 
この箱を見て中身が何だかわからない人は意外にいる。
ご飯が入ってる?・・・と真顔できいた人さえいる(爆)
 
小鉢の方は「とりわさ」で、ささみのほぼ生を山葵で食べるもの・・・と言えば
想像がつくだろうか・・・
 
 
とにかく今は、酒と飯に飢えているので、
つまみが出た瞬間に「重ねせいろ」をオーダーした・・(/–)/
 
 

 
さっきの箱の中身は焼き海苔。
箱の中に、底が和紙の中箱があり、その下には炭が入っている。
 
つまり、焼きたての状態を保つ工夫がされている優れ物なのだが、
最近はこういう箱で出してくれる店も減ったようだ。
 
 

 
 
がーっとビールを干した後は、お銚子を一本もらってから蕎麦出しの指示。
 
 

 
 
客が飲んでいる時は蕎麦を出さないこの店では、
ほんのちょっと日本酒を蕎麦に振りたい私としては、酒が残っているうちに声をかけるのが常。
 
 

 
 
この日本酒振りかけ蕎麦がまた、美味しいんだけど・・・・
完全にダメなオヤジの昼酒風景・・・ではあるな(^_^;)
 
 

 
「利久庵」
045−641−3035
横浜市中区真砂町2−17
11:00〜20:30(LO)
日曜休

FTT

Forever to Throttle の略と言いながら、しっかりハマっ子気質を主張するFTTワッペン
 
 

 
そう言えば、ハマっ子は昔から東京が嫌いだった。
 
それは、横浜が文化の発信地であり、流行の先端を行く地であった事から生まれた気質であり、
形だけ整えればOKで、金さえ出せば何でも揃う東京をどこかで馬鹿にしている・・からに他ならない。
 
と同時に、外国人が当たり前に暮らしている地でもある事から、見た目という形にとらわれない間口の広さと
異文化を個性としてとらえて大切にする懐の広さが養われた結果、
格好で人を判断するような人間を毛嫌いするようにもなるのだろう。
 
東京では金を持っている事が1つの正義になり、
本物の江戸っ子以外は東京人らしさを形で示す事に躍起になる。
 
三代続いて初めて仲間として認めるような江戸っ子文化は、横浜から見れば田舎者根性の現れにしか見えないが、
金を持っている事をアピールする人の滑稽さは、その競争が派手になればなるほど可笑しな物に見えてしまう。
 
勿論、金がある事は素晴らしい。
それによって得られる様々な物は、持てる人だけが許された快楽に繋がる。
 
しかし、どれほど金を使ったところで、どれだけのリスペクトが得られるのだろうか?
 
 

 
 
ボトムロッカーにYOKOHAMAと入れた兄弟達は、
少なからず自分のスタイルに拘って生きている。
 
日本的な常識よりも個人としての強さの方が大切とされ、
人間関係はリスペクトの上に成り立つ街YOKOHAMAにおいて生まれた我がクラブは、
名より実を取る生き方を貫く人間達で構成されながらも、名を残す生き様をさらしてきた。
 
今年もまた、兄弟達との再会イベントが開催される。
 
私のFTTワッペンを見て、兄弟達は笑ってくれるだろうか?(^_^)

カフェ・ロワイヤル


 
「燃やす?」
 
と聞くのは、飲むのをやめる時の合図。
 
燃やすのはもっぱらウィスキーで、
アイリッシュコーヒーかゲーリックコーヒーになるのだが、
最近増えたブランデーをアイリッシュコーヒー風に作ったらどうなるか、
すっごく興味があった。
 
 
「例えばさ・・・
 アイリッシュコーヒーみたいな作り方で、
 カフェロワイヤルを作ってみない?」
 
「角砂糖燃やしじゃなくて・・ですか?」
 
「きっと美味いと思うんだよね」
 
 
また始まったという顔をするバーテンダーは、
壁の中からポールジローを抜き出すと、耐熱グラスにお湯を張った。
 
 
「やっぱり火が消えやすいですね」
 
「ブランデーってそうなの?」
 
「置いておくと消えますね」
 
 
彼はグラスを振りながら火を保ち、
香りにアクセントをつけようとしてか
グラニュー糖を入れてからも少し長めに火を残した。
 

 
 
「お待たせしました」
 
 
アイリッシュコーヒーと同じように、
ホイップクリームをコーヒーの上にフロートしたカフェロワイヤルの出来上がり。
 
どれどれ・・・
 
お・
おぉ・・・
 
柔らかく優しく、しかも香り良く・・・
 
美味いじゃん・・・(^_^;)
 
 
フロートした生クリームを溶かして飲んでみると、
ポールジローの持つ苦みがチョコレートのような味わいを演出する。
 
これ・・・もしかして・・・
ナジェーナ無き後の定番になるかも知れない(^_^)
 

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