Home

Bowjackmoore – Anotherside

地球温暖化

     二酸化炭素の排出量が増え、地球全体が温暖化している・・・らしい。
 
     科学的なデータや、学者の話を聞いてもどこか他人事に聞こえてしまうが、
     毎年確実に暑くなっているように感じる事は
     その問題が現実の物として存在する事を意識させる。
 
 
     最近、東京の上空で積乱雲が発生する・・・という話を聞けば、
     ヒートアイランド化が深刻だ・・・という事もなんとなく実感できる。
 
     そんな事を考えていたら、
     クソ暑い日の東京方向に派手な雲が立ち上っているのが見える。
 
 

 
     マジに東京生まれの積乱雲があるかもしれない・・と思った。
 

ペッシェドーロ

「元気だった?」
 
「・・・うん」
 
「どうした? その間は?」
 
「元気だけど元気じゃない」
 
「穏やかじゃないねぇ」
 
 

 
 
久々に再会した人と、
気兼ねなく食事がしたかった。
 
変わらぬ美しさを感じさせる表情に影を見つけたから
少しだけ探りをいれてみたのだが、特に深い意味など最初から持ってはいなかった。
 
 
「ここを離れる決意をした時、
 貴方に言われた事が今はよくわかる。」
 
「色々と話したよね」
 
「うん」
 
「何が?・・・」
 
「今、孤独なの。 私。」
 
「やりたい事のためにステップアップしたんだから、
 有る程度孤独でも仕方ない・・よ?」
 
「うん、わかってる。」
 
 

 

 
 
ジローフィオーレの系列店でありながら、かなりマトモなイタリアンを食べさせてくれる店。
 
ワインの安さは特筆すべき程で、コストパフォーマンスに優れたバランス感覚の良い経営は、
最高級リストランテと比べない限り、あまり文句が出ない巧いやり方なんだろう・・と感じている。
 
店の名前は「ペッシェドーロ」
黄金の魚という意味のこの店はミラノのトラットリアイメージしているらしい。
 
 
「焼き野菜のマリネとペペロンチーノ、セコンドは子羊?なら
 ワインは以前に頼んだNERO D’AVOLA・・・かしら・・」
 
「記憶力がいいね」
 
「貴方ほどじゃないわよ」
 
「記憶力がいいのは嫌な思い出だけなんだよなぁ・・・」
 
「あら、残念。
 私の事なんてもうすっかり忘れてるのね」
 
「なんか、からむね」
 
「茶化すからよ」
 
 

 
 
この店は、ある時からアテンドが良くなった。
気の遣い方の質が、凄く向上したのだ。
 
リストに無いワインの勧め方も嫌味なく、
料理もちょっとしたワガママに対応してくれる柔軟性を持っていて、
その上、こんな風な2人はさりげなく放ったらかしにもしておいてくれる。
 
 
「やっぱり貴方の言う事、聞いておけばよかった。」
 
「実際に現実にならないとわからない事・・・だったでしょ?」
 
「うん。
 悔しいけど・・・」
 
「だてに歳はくってないんだぜ」
 
「そうね。」
 
「で・・・?」
 
「胸張って帰ってこれるように、
 もうちょっと頑張ってみる。」
 
 
経験とは、失敗の歴史かも知れない。
 
その経験があってはじめて成功に繋がっていくのなら、
年配者の言葉はまさに宝の山。
 
そう自分に言い聞かせて先輩の言葉を大切に聞いてきたが、
気が付けば自分もそんな年令になっている。
 
ただ・・・
 
色恋沙汰だけは、あまり経験が役には立たないもの・・・
だよねぇ・・・(/–)/
 

 
「ペッシェドーロ」
045−682ー5635
横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA1F
11:00〜22:20

麥文記麺家

夏の香港に行くもんじゃない・・と思い知ったのは、
ホテルから雲呑麺を喰いに飛び出した時だった。
 
暑い・・・・なんてもんじゃない。
 
じっとしているだけでも汗ばむのに、
止せばいいのに佐敦(ジョーダン)だから・・と歩いてしまい・・・
(勿論、CityBankで金を下ろす必要もあったんだけど)
 
思いっきり汗をかいてしまった。
 
 

 
 
目指すのは「麥文記麺家」
 
香港に着いたら一回は必ずここの雲呑麺を食べるクセがついていて、
その日も半分無意識に店に向かっていたのだ。
 
 
何度か書いてきたが、香港では上湯という名の薄い色のスープによく出会う。
 
鶏の出汁が効いたソレらは店の大事な顔であり、
その店の全ての料理のクオリティを計れる大事な物差しでもある。
 
勿論麥文記のスープは半端じゃなく美味いワケで、
たった18HKD(270円)の雲呑麺がその数倍の価値をを持つのは言うまでも無い。
 

 
 
「雲呑麺!」
 
と叫ぶと、店員はニコリともせず、伝票に何やら書き込んで去っていく。
 
こっちも愛想なんて期待してないし、香港はそういう所だとどっかで思っているので、
これもまた香港らしさ・・として楽しんでいたりする。
 

 
素っ気なく出された雲呑麺は、相変わらずの噛み切れない麺と、
プリプリの海老が入った雲呑でテンコ盛り。
 
 
がぶっと麺に食らいつくと・・・・
やっぱり噛み切れない(爆)
 
これこれ・・・
この食感を味わいたかったのさ・・(^_^)
 
でも・・・マジに噛み切れなくて・・・
噛んでは飲み・・・噛んでは飲み・・・・(/–)/
 
アレ?
なんか違うぞ・・・・?
 
麺を食べきった後に、あらためてスープを啜ってみると・・・・
味が落ちてる(・_・、)
 
こんなはずじゃぁ・・・・
 
いや、待てよ・・・
基本的な物はあまり変わっていないぞ・・・?
 
あれ・・・あれあれ・・?
 
 
食べてみて感じたのは、何だか物足りない・・・という事。
 
で、食卓にある調味料をちょっと足してみたら、
味が数段良くなった。
 
 
・・・・そうか・・
 
汗かきすぎて塩分が不足しちゃったのかも知れない。
もしくは、夏で水が不味くなってるのかも知れない。
 
だが、それでも、
日本で食べる雲呑麺より遙かに美味しいのは・・・何故だろう?
 
次回は涼しい過ごしやすい時期に来てみよう。
 
もしそれで、今回のように物足りなさを感じたのなら、
60年以上を誇る歴史もココまでだ・・・と断じてしまうかも(爆)
 
 
しかし・・・・
コストパフォーマンスのよろしい事で(^_^;)
 

 
麥文記麺家
九龍佐敦白加士街51號

バーンアウト

キツイ仕事が終わった後、ぽっとヒマになるとやる気が出なくなってしまう・・・・
という状態を「バーンアウト」と言うらしい・・・
 
そんな話を聞いて思い出すのは、収録が終わった後の虚脱感。
 
集中して番組作りをした後、
仕事場に顔を出すだけの力が急速に失せていくのがわかるほど、
鬱な状態に落ちていくのだが、それはまさに「バーンアウト」な状態なのかも知れない。
 
今の仕事は望んでもなかなか担当させてもらえない仕事だから、
文句なんて有るはずもないのだが、それなのにもの凄い落差でやる気が無くなるのだ。
 
このままではヤバイ・・・と感じながらもどうしようもないワケで、
ひたすら気分転換を図るのだが、そのための時間が元々無いわけで・・・(/–)/
 
仕方がないから、なにかバカバカしい菓子でも食おう・・とコンビニに向かうと、
信じられないほど綺麗な空が待っていた。
 
あら・・・
空も燃え尽きるつもりなんだろうか・・・・(^_^;)
 

寿司大

朝6時、携帯が鳴る。
 
なんだよ・・・こんな早く・・・・(-_ゞ
 
目覚ましのためにアラームをかけていたから、
着信音も豪快に鳴るわけで・・・・
 

 
 
「朝早くからゴメンな。
 ちょっと出て来ないか?」
 
「どした?
 事故った?」
 
「いや、最近一緒に飯食ってないから、
 飯でも食おうと思ってさ・・・」
 
 
え・・・と、朝6時なんでけど・・・・
 
 
「あのさ・・・」
 
「どうせ電話しなきゃ起きないだろうからかけたんだけど、
 築地の寿司屋に行こうと思ってさ」
 
「・・・・・・・え?」
 
「だから、築地市場の・・・」
 
「寿司大?」
 
「そうそう。
 お前が美味いって言ってた店さ」
 
「でもさぁ・・・6時だよ?」
 
「このクソ暑い中、2時間並ぶなら、涼しい朝方でしょ?」
 
 
わかったよ・・・・・
行くよ・・(^_^;)
 
 

 
 
「ごめんよ〜」と台車を引っ張るオヤジが叫ぶ。
気を抜いてるとバタバタが突っ走ってくる。
 
市場の朝は戦場だ。
仕事の終わる昼時とは違って、誰もが殺気だった動きをしている。
 
 
 
「お待たせ」
 
「呼び出して悪かったな」
 
「寿司大に行くって言うから・・・・」
 
「お前に電話するまで、寿司大だったか大和寿司だったか覚えてなくてさ。」
 
 
寿司大と大和寿司は同じ長屋に入っている寿司屋で、
場内の寿司屋の中では人気を二分している行列のできる店として有名だ。
 
店の広さが大和寿司は寿司大の倍あるため、
並んでいても見た目ほど時間がかからない・・・という噂がある。
 


 
 
「時間かかっても寿司大の方がいいんだっけ?」
 
「うん」
 
「なんでよ?」
 
「食べりゃわかる」
 
「でもあっちの方が早く入れそうだぜ?」
 
「どうぞ。
 私はコッチで待ちます。」
 
「だから・・・どこが違うんだって?」
 
「大和寿司はマグロ好きな人にとっては良い店だよ。
 良いネタが揃ってるし切り身も厚め。」
 
「・・・で?」
 
「おまかせ(3150円)で7カン+巻物+椀が出たけど、
 その中に白身魚が入ってなかった。」
 
「え?」
 
「以前の話さ。(http://wakao.info/text/16/796.html)
 で、足りないから白身ほか諸々を食って1万3千円を超えたのさ。」
 
「飲んだんだろ?」
 
「飲んださ・・・ビール2本」
 
「そんなもんじゃないの?」
 
「だから、食えばわかるって」
 
 

 
 
「オートッロ〜ヒトツ」
 
「へい!」
 
「オゥマカッセ・・セット 2 オネガイシマス」
 
「I’d like・・・」
 
 
おい・・ここはどこだ?
 
 
「お待たせしました。
 暑かったでしょ?」
 
「えぇ・・・
 しかし、外国の方、多いですねぇ」
 
「えぇ、最近は凄く多くなりまして。
 今日なんか、『ここは何処?』って感じですよ。
 今お店にいらっしゃる日本人はあなた方と、彼方の方だけです」
 
 
最近、諸外国でも寿司の人気は鰻登り・・と聞く。
 
香港でもイギリスでも回転寿司の店が繁盛していて、
生魚を食べる事に対して偏見を持つ人はかなり減ってきたのかも知れない。
 
並んでいる時も広東語が溢れていて、香港を思い出してしまった位だ(^_^;)
 
 
「お飲物はどういたしますか?」
 
「まずビールを。
 後は『おまかせ握り(3670円)』を2つ。
 その後足りなかったら足していきますので。」
 
「へい!」
 

 
 
お通しにタコが出た後、
 
トロ
スズキ
玉子
キンメ
バフン雲丹
 
と出た。
 
 
「うめぇ・・・・」
 
「だろ・・・・」
 
 
久々の寿司大は、やっぱり偉大だった。
 
若干酢が強いシャリは好みが分かれるところだが、
全体のクオリティは素晴らしい。
 
今回のマグロは、市場で食べる物としては普通に美味いレベルだったが、
キンメと雲丹はもう・・・・(^_^)
 
パン!
と叩いて握った「ホッキ貝」は活きの良さを誇るように身をよじってみせたが、
続いて出た「太刀魚」が素晴らしかった。
 
 
「太刀魚って、生でもいけるんですか?」
 
「勿論ですよ」
 
「俺、初めてだ・・・・」
 
 
あっさりとした味わいの中に、甘みがあって、
身の固さもちょうど良く口の中で解けていく・・・・
 
 
「そしてコイツが釣りアジです」
 
「釣り物なの?」
 

 
会話をしながら食べていく楽しさは、
寿司屋で寿司を食う意味の半分以上を占めるのではないだろうか・・?
 
 
ヅケ
穴子
白海老
巻物(鉄火・かっぱ)
 
と出て、コースはあと1カン好きな物を握って終了となる。
 
 
「何かオススメはありますか?」
 
「そうですね、春子鯛とボタン海老、カレイもいいですし、シンコもありますよ」
 
 
食べるペースや食べ方を見てシャリの量を調整してくれる板前は、
今日のオススメもさらりと紹介してくれる。
 
 
「すいません、全部ください。
 それと冷酒を一本」
 
「食うね〜」
 
「食わない?」
 
「食うよ。
 俺、サンマと・・・・」
 
 

 

 

 
 
かなり食べました。
酒はビール2本と冷酒一本(300cc)
 
で・・・・12600円でした。
 
 
「で・・・さ、かなり美味いと思うんだけど大和寿司だったらどうなのよ?」
 
「前は冷酒も飲まなくて、ここまで食べられなくて、
 どこか不満が残って・・ここより高かった。」
 
「そうなんだ。」
 
「最初に築地に来た時ココに並んだから、また来よう・・という気になったけど、
 (http://wakao.info/text/14/677.html)
 大和寿司で食べたらもう来なかったかも知れない。」
 
「美味いんだろ?」
 
「それなりにね。
 でも、2時間並んでまで食べたい魅力は無かったのさ。
 こっちは・・・やっぱり待つ価値があったな・・・と」
 
「確かにここまで美味い寿司を腹一杯食ってこの値段なら、
 また来たい・・と思うわ」
 
「ま、市場に入った魚次第で味が変わっちゃうんだけどね・・・・」
 
「ところでさ・・・」
 
「?」
 
「隣の店でフライ定食食べない?」
 
「え?」
 
「ゴマ油の美味そうな匂いにやられちゃってさ・・・」
 
 
ごめんなさい。
勝手に行ってください。
 

 
「寿司大」
 03-3547-6797
 中央区築地5-2-1
 5:00〜14:00

Home

検索
フィード
メタ情報

Return to page top