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麥文記麺家

  • 2006-08-09 (水) 20:43
  • 煩悩

夏の香港に行くもんじゃない・・と思い知ったのは、
ホテルから雲呑麺を喰いに飛び出した時だった。
 
暑い・・・・なんてもんじゃない。
 
じっとしているだけでも汗ばむのに、
止せばいいのに佐敦(ジョーダン)だから・・と歩いてしまい・・・
(勿論、CityBankで金を下ろす必要もあったんだけど)
 
思いっきり汗をかいてしまった。
 
 

 
 
目指すのは「麥文記麺家」
 
香港に着いたら一回は必ずここの雲呑麺を食べるクセがついていて、
その日も半分無意識に店に向かっていたのだ。
 
 
何度か書いてきたが、香港では上湯という名の薄い色のスープによく出会う。
 
鶏の出汁が効いたソレらは店の大事な顔であり、
その店の全ての料理のクオリティを計れる大事な物差しでもある。
 
勿論麥文記のスープは半端じゃなく美味いワケで、
たった18HKD(270円)の雲呑麺がその数倍の価値をを持つのは言うまでも無い。
 

 
 
「雲呑麺!」
 
と叫ぶと、店員はニコリともせず、伝票に何やら書き込んで去っていく。
 
こっちも愛想なんて期待してないし、香港はそういう所だとどっかで思っているので、
これもまた香港らしさ・・として楽しんでいたりする。
 

 
素っ気なく出された雲呑麺は、相変わらずの噛み切れない麺と、
プリプリの海老が入った雲呑でテンコ盛り。
 
 
がぶっと麺に食らいつくと・・・・
やっぱり噛み切れない(爆)
 
これこれ・・・
この食感を味わいたかったのさ・・(^_^)
 
でも・・・マジに噛み切れなくて・・・
噛んでは飲み・・・噛んでは飲み・・・・(/–)/
 
アレ?
なんか違うぞ・・・・?
 
麺を食べきった後に、あらためてスープを啜ってみると・・・・
味が落ちてる(・_・、)
 
こんなはずじゃぁ・・・・
 
いや、待てよ・・・
基本的な物はあまり変わっていないぞ・・・?
 
あれ・・・あれあれ・・?
 
 
食べてみて感じたのは、何だか物足りない・・・という事。
 
で、食卓にある調味料をちょっと足してみたら、
味が数段良くなった。
 
 
・・・・そうか・・
 
汗かきすぎて塩分が不足しちゃったのかも知れない。
もしくは、夏で水が不味くなってるのかも知れない。
 
だが、それでも、
日本で食べる雲呑麺より遙かに美味しいのは・・・何故だろう?
 
次回は涼しい過ごしやすい時期に来てみよう。
 
もしそれで、今回のように物足りなさを感じたのなら、
60年以上を誇る歴史もココまでだ・・・と断じてしまうかも(爆)
 
 
しかし・・・・
コストパフォーマンスのよろしい事で(^_^;)
 

 
麥文記麺家
九龍佐敦白加士街51號

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