Bowjackmoore – Anotherside
明け方に見た夢
- 2006-10-03 (火)
- 夢

フワフワと空に浮いていた。
足下には自分が生きている社会が見えて、
頭上には淡い水色の空がある。
好きな場所に行こうとしても思うように移動する事ができないが、
ぼ〜っとしながら何となく考えると望む方向に動けたりする。
あ・・・
なんだ、君はそこにいたんだ・・・
ずっと探していた人が、
空を見上げて涙を流しているのが見えた。
どうにかして、そこへ辿り着くから、
待っててね・・・と心の中で思うと、
身体は望む方向に向かって動いた。
華奢な指で組んだ私の両手を
掴んで引っ張る人がいる・・・・
その温もりは、懐かしく優しい。
え?
誰が私の手を掴んでいるんだ?
・・・・・と思ったら、目が覚めた。
もちろん、私は1人きりで寝ているのだが、
その感触と温もりだけは手の中に残っていた。
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夢幻
- 2006-09-27 (水)
- 自己主張

いつになったら、
真っ直ぐ空を見上げる事ができるんだろう・・・
そぼ降る雨を両手に受けるように手を伸ばせば、
斜めにしか顔を上げられない自分に気付く。

消耗するだけの日々
空腹になっても食べる気力が出ない
それでも何かを変えようと・・・・動いてみる。

何時までも暗闇の中を、
重苦しい空気だけが走る。
終点なんてどこにも無いように感じるほど、
その行程は長く感じる。
まるで・・・
今、自分が歩いてる時のように。

救いなんて何処にも無い
満たされる想いも・・・
変わらないでいる自分の心は、
何の価値も認めてもらえないほど老いて、
伝わる勢いすら失う
それでも
時だけは流れていく
辿り着いた場所には、
冷たい風だけが静かに舞っていた。

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ホフブロウ
- 2006-09-24 (日)
- 煩悩

週末のブランチは、
ビールの飲める店で・・・と決めている。
中瓶一本飲めば、適度な気付けになるし、
食欲もそれなりに湧いてくるからだ。
だいたい蕎麦屋が多いのだが、ここのところ会社近くにある
昔通った店に行く事が多い。

荒くれ船員が集ったカウンターには嘘のように人気が少なく、
今は「スパピザ」という名で呼ばれるコイツもどことなく上品だ。
それでもここに来れば、コイツとビールをセット楽しむのが自分の中の決まりなので、
昔のちょっと危うい空気を思い出しながら、1人でジョッキを傾けている。
「そんなカロリーの高いモノ食べるから肥るんだよ!」
「うるせぇなぁ、食いたいモノ食うんだよ。」
「やめときな」
「だったらメニューに載せんなよぉ!」
名物ばあちゃんは、いつも恐かった。
レストランの主なのに、脂やチーズがコッテリとしたフードは、
身体に良くない・・・と説教する。
なんで怒られながら食わなくちゃいけないんだ・・と憤慨するヤツも多かったが、
それもこの店の味・・・と楽しんでいた事を思い出す。
ばあちゃんが死に、娘のママも姿を消したこの店は、
今では立派な観光地のレストラン。
早朝にホテルの飯が高いから・・と通うような船員や、
朝まで夜通し働いた人間達を暖かく迎えるモーニングセットは既に無い。
それでも・・・
やっぱりこのカウンターにある空気は、
横浜の匂いがする。

「ホフブロウ」
045-662-1106
横浜市中区山下町25 上田ビル1F
火〜金 11:30〜13:30 17:00〜21:30
土・日・祝 11:30〜21:30
月曜定休
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秋の足音
- 2006-09-20 (水)
- 日記的雑感

雨が降る度に秋の気配が色濃くなる毎日。
いつもなら遠出になる取材も、今回は思いっきり近場。
だから・・というワケではないけど、久々に観光地の写真も撮ってみた。



秋の風は心地よい。
澄んだ空気と程よい気温がダレていた気持ちに活を入れ、
今年もまた一年が過ぎる・・という暗示も与え、
まだまだ頑張らなくちゃ・・・という気分になってくる。
こんな場所を家族や恋人と歩いたら楽しいだろうな・・・
子供が居たら昔話でも聞かせながら、
恋人だったら未来を語りながら。
しかし・・・
それは相手が居ての事、だよねぇ・・・(/–)/

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渚園
- 2006-09-18 (月)
- 自己主張
今年は行くよ
あの夕日を見に。

友人が主催する宴に、毎年ふらっと顔を出し、
その都度綺麗な夕焼けを見て、
懐かしい友と語らいあって、
帰る。
そんな事がもう何度、続いたのだろう。
そして今年も・・・

ヤツと一緒に来てたのは何年前だったろう・・・
酒がすっかり飲めなくなってしまったヤツは自分から運転手を買って出てくれて、
私は宿泊組と一緒に酒を酌み交わしていて・・・
ホストはそんな私等を横目に料理に勤しみ・・・

「ここってさぁ・・・
飛行機の通り道かなぁ」
「そう言われれば、飛行機雲が多いね。」
「あ、飛行機、綺麗に光ってる」

今年は秋雨前線停滞の中、奇跡的に晴れた1日だった。
ここに来る時は、
例え途中が豪雨でも、
必ず雨が止む。
だから参加者が居ない・・と聞いても、
自分だけは顔を出すのは当然だった。

「毎年、この夕日、見に来たいな」
「運転手は君だ」
「あはは。
なんかさ・・・いいよね」
「うん。
独特の穏やかさがあって、いいね」
「身体がもうちょっと言うこと聞けばなぁ・・・」
「充分、動いてんじゃん。
ドライバーの仕事あるんだからやれよ」
「うん、そうだね。」
「腕が心配なら、運転手頼まないよ。」
「うん・・・
来年も来れるかな」
「来年は智の車で来よう」
「手放さないように、働けって事?」
「あぁ・・
大丈夫だよ」
「・・・・そうかなぁ・・」
「・・・そう、だよ。」
その年取った夕日は、優しい色をしていた。
その後何度か撮ったけど、いつも冷たい色しか出なくて、
フィルムじゃないとダメなのか?・・・と悩んだりしていた。
智成は・・・
その苦労を知らない。

今年の空は、優しい色をしていた。
何か重くのしかかっていたモノがその空に吸い込まれてしまったように、
見続けているだけで、心が軽くなった。
きっと、
この空を見るために・・・
私はここに、
来たのだろう。
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