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日記的雑感 Archive

秋の足音


 
雨が降る度に秋の気配が色濃くなる毎日。
 
いつもなら遠出になる取材も、今回は思いっきり近場。
だから・・というワケではないけど、久々に観光地の写真も撮ってみた。
 

 

 

 
秋の風は心地よい。
 
澄んだ空気と程よい気温がダレていた気持ちに活を入れ、
今年もまた一年が過ぎる・・という暗示も与え、
まだまだ頑張らなくちゃ・・・という気分になってくる。
 
こんな場所を家族や恋人と歩いたら楽しいだろうな・・・
 
子供が居たら昔話でも聞かせながら、
恋人だったら未来を語りながら。
 
しかし・・・
 
それは相手が居ての事、だよねぇ・・・(/–)/
 

山手

今日、久々に山手の道を歩いた。
 

 
昔、自動二輪車でも30キロ制限道路を走る時はヘルメット着用が強制でなかった時代に、
この道をノーヘルで走った事を思い出す。
 
 
「おい!止まれ!!」
 
「はい、なんですか?」
 
「なんでヘルメットかぶらない?」
 
「え?」
 
「原付以外はヘルメット着用だろ?」
 
「なんで〜?」
 
「免許証!」
 
「はい、どうぞ。」
 
「違反だぞ。」
 
 
港の見える丘公園の前には交番がある。
その交番の前で信号待ちすると、必ず警官が難癖をつけにくるが・・・
 
 
「すいませんが、ここ30キロ道路ですよね?」
 
「そうだが」
 
「30キロ道路においては、自動二輪車のヘルメット着用は
 努力規定ですよね?」
 
「そうだが、お前は30キロ道路だけを走ってきたんじゃないだろ?」
 
「走ってきましたよ?」
 
「どうやって?」
 
「家からここまでは、30キロ道路しかありませんよ?」
 
「え?・・・」
 
 
当時、山手町のはずれに住んでいた私は、
家の前から港の見える丘公園まで30キロ制限道路しかない事を良いことに、
わざわざ交番の警官をからかう為にこの道をノーヘルで走ったのだ。
 
 
「もうそれくらいにしてやってくれんかな」
 
「あ・・杉本さん、お久しぶり。」
 
「箱長、コイツ知ってるんですか?」
 
「あぁ、山元町の手前に住んでるんだ、コイツ。
 本当に30キロ道路しかないんだよ、ここまでは。」
 
「え〜」
 
「あんまり気持ちいいから、ちょっとバイクで走ってきただけなんです。」
 
「わかったから、もう行って。
 だけど、下におりて40キロ道路、そのまま走ってたら捕まえるからな」
 
「わっかりました〜」
 
 
気持ちの良い風を楽しみ、自分の住んでいる場所とは全く違う風景を楽しむ。
ノーヘルだと、その爽快感は半端じゃない。
 
だが、30キロであっても転倒すれば痛いではすまないから、
そんな馬鹿な遊びも長続きはしなかった・・・っけ。
 
 
たまにこういった風景が、記憶の箱の鍵を開ける。
 
その予期しない感触は、気持ち良い事が多いのは何故だろう・・・ね。

気がつけば・・・

朝晩の気温が下がり、
ふらっと酒を飲みに行こう・・と考えられるようになってきた。
 
そう言えば今年は、あまり飲んでいない。
 
飲む余裕が無かっただけなのだが、
寝ないでも一杯はひっかける・・・ほどの欲求が無かった、
というのが正直なところだ。
 

  
今年も、2/3が終わった。
 
あっという間に冬が来て、
あっという間に年が明ける。
 
去年よりも確実に浮つかない自分を嘲りつつ、
体力温存とばかりに無理をしない日々を歩んだ事に、少なからず苛つきを伴う焦りを感じる。
 
日々,納得できる生き方をしているか?
 
そう自分に問う事を怠ると,
時間をかけて研いできたものがあっという間にダメになる。
 
一流の職人が道具の手入れを怠らないように,
自分自身を研ぐ行為は必要なもの。
 
厳しくてつまらないが故に目を背けがちだが,
「自分らしさ」や「スタイル」にこだわるのなら,
最低限の美意識によって怠けている事に苛つきを感じられるだろう。
 

 
なんとなく,季節の移ろいを感じた瞬間,
「これでいいや・・・」と自らを納得させていたように感じ,
それがひょっとしたら「老い」の始まりだ・・・と気付いた。
 
 
エンジンを常にギリギリまで回して,
壊れる時は一気に壊れてしまうような生き方が好きだ。
 
エンジンに力があれば,多少の故障は問題なく,
たくさんの物を載せて走る事ができる。
 
壊さないように回さないで生きる事は確かに寿命を延ばしてはくれるだろうが,
何も載せない独りよがりな人生は楽であっても楽しくないと,私は思っている。
 
 
友人から文が来た。
 
とにかく動かないと前に進めない・・・と記されていた。
 
確かにその通りだ・・と感じる事が,
私自身にも起きている。
 
思い通りにいかないのが人生で,だからこそ面白いと思うのだが,
前に踏み出さない限り,新しいルートは生まれない。
 
また一つ,人生のインターチェンジに近づいたようだ。

駐車監視員


 
【駐車監視員】
法律で定められた考査に合格して駐車監視員資格を取得した人で、
警察署長から取締りの委託を受けた法人のもと、
放置駐車違反の確認や確認標章の取付けなどの仕事を行う人
 
【駐車監視員が取締りを実施する場所(ガイドライン)】
住民の方々の意見や、交通事故の実態、日常の違法駐車の実態等から、
取締りを委託する警察署において、最も取締りが必要と考えられる場所、地域、道路。
違法駐車実態に応じて見直されることがある。
 
要するに、民間に取締りを委託したワケだが、
私の会社の廻りには結構な集団でこの人達が頑張っている。
 
夜遅くに働いている姿を見ると「お疲れさま」と言いたくなるが、
ある意味問答無用の取締りを行える権力者でもあるから、どうしたって嫌われ者になりやすい。
 
私のオフィスは最重点地域内にあるので、自動二輪・原付を含む取締りを受けるのだが、
当然の如くこの地域には二輪の駐車できる有料駐車場は存在せず、従ってバイクで来た場合は
当たり前に取締りの対象となるわけだ。
 
国土交通省が11日までパブリックコメントを募集していたが、これは道路法施行令の一部を改正
するための行為で、要は二輪自動車の駐車施設を作るために規定しようという事らしい。
今までは駐車場法の中で自動二輪車はその定義から省かれていたために事実上自動二輪車が
停められる駐車場が存在しなかったワケで・・・。
 
しかし、法改正がなされても、今既に飽和状態となっている地域に新たにバイクが停められる駐車場
を作る人はそう多く無いと想像できるし、仮にきっちりと今ある駐車場がバイクにも駐車を認めるように
なったとしても、今までは歩道に停めちゃってたライダーが、駐車場が整備された事によって厳しく
取締られるようになる、と無料だから通勤に使用していたライダーはかなり困る事になりうる。
 
ここで問題なのは、取り締まる基準だ。
 
私が働く場所は、相変わらず凄い数の違法駐車車両がいて、その迷惑の度合は半端じゃない。
(バイクは?・・というと、歩行を困難にするほどひどい停め方をしている車両は見た事が無い)
 
だからドンドン迷惑と思える車両を取り締まってほしいのだが、
現実的には焼け石に水状態で相変わらず違法駐車は後を絶っていないのだ。
 
日曜日の深夜にまで徒党を組んで違法車両を取り締まる彼らは、
何故ウィークデイの無茶苦茶な駐車車両を放置しているのだろう?
 
日常に問題がある場所を重点的に取り締まるためのガイドラインなのに、
殆ど車が通らない日曜の、数少ない路上駐車車両を取り締まるのは、
あまりにバランスが悪いのでは?・・・・と思ってしまった。
 
ま、これはあくまで私見だ。
今日現在、私が見た範囲の中で感じた偏見なのかもしれない。
 
監視員とまる一ヶ月一緒に行動してみないと
わからない事も多いと思う。
 
ただ、取り締まっている姿を撮影した時、
監視員の1人が凄い勢いで私めがけて走ってきた事だけが、
なんとなく心にひっかかっている。
 
撮影されたら困る取締りでもやっていたのだろうか?・・・・・と。

地球温暖化

     二酸化炭素の排出量が増え、地球全体が温暖化している・・・らしい。
 
     科学的なデータや、学者の話を聞いてもどこか他人事に聞こえてしまうが、
     毎年確実に暑くなっているように感じる事は
     その問題が現実の物として存在する事を意識させる。
 
 
     最近、東京の上空で積乱雲が発生する・・・という話を聞けば、
     ヒートアイランド化が深刻だ・・・という事もなんとなく実感できる。
 
     そんな事を考えていたら、
     クソ暑い日の東京方向に派手な雲が立ち上っているのが見える。
 
 

 
     マジに東京生まれの積乱雲があるかもしれない・・と思った。
 

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