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Photo Essay Archive
Chungking Express~ 2014 HK
- 2014-10-21 (火)
- Photo Essay
恋する惑星(Chungking Express)という映画を見てイメージしていた香港は
もっともっと面白く泥臭く、そして艶やかで魅力的な場所だった。
そして何度も訪れて、その都度、色々な視点で切り取ってきたけど、
今回は揺れる動く香港を切り取りたいと思っていた。
だけど目の前にある色に圧倒された。
この色は、香港だよ。
確かに「恋する〜」な世界だよ、と感じたら、
無意識にシャッターを切っていた。
EOSkissX6iでもここまで撮れちゃうって
良い時代だよねって思いつつ、500PXにも投稿。
https://500px.com/photo/87106949/chungking-express~-2014-hk-by-bowjack-moore?from=user_library
本当は大きなサイズで見て欲しい写真の一枚。
今年の香港の空気は写っているのだろうか。
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琵琶湖
- 2014-10-13 (月)
- Photo Essay
車のオドメーターは、500キロを超えた。
iPadのナビによればこの道で良いはずだが、
30キロ制限のすれ違いも難しそうな道だから、
本当に着くのか?と不安になった。
そうそう、こんな道だったよ。
この道沿いに会場があったはず・・と
過去の記憶が教えてくれる道に突き当たる。
うん?
あれ??
そう、そこは正に会場入口の正面だった。
恐るべしiPad(爆)
随分、この場所に来ていなかった。
自分自身の抱える問題もあり、タイミングもありでのご無沙汰。
しかも今日は、色々あってスタート時刻をとっくに過ぎた状況での
会場入りとなった。
秋の日は釣瓶落とし、とは良く言ったもの。
夕景があまりに綺麗なのでちょっと撮ってはみたものの、
あっという間に真っ暗となり、会場は既に出来上がってる状態でもあって・・・
今年は我がクラブの50周年。
イベントの記録はいつの間にか随分な量になっているけど、
琵琶湖のパーティーを今の撮り方で切り取ったら
どんな感じになるだろう?という疑問もあった。
ただ、見事に真っ暗な会場だ。
そこで今回は、
画質よりも写る事を主体に撮影する事を、考えた。
また、琵琶湖のパーティーは
関西地区のメンバーや友好チームの人達との貴重な接点でもあり、
独特の空気がある事も、知っている。
だからその空気を撮りたかった。
なかなか会う事が難しい大将との会話を、求める人達が集う。
これもまた、こういう場所だからこそ実現する事で、
気持ちと気持ち、気合いと気合いをぶつけ合うような会話は、
日常では殆ど見る事の無い迫力と、恐いほどの太さを持つ空気を醸成する。
岐路に立った時、判断に悩んだ時、
自分のラインをどう取るべきかがその後の自分を象る事はわかっていても、
正解と思えるラインを選ぶ事は難し過ぎる。
熟慮の上選んだとしてもそれが正解かどうかは、
かなりの時間を費やしてやっと解る事なのだとも、思う。
だからそんな岐路に立った時に、
解りやすい形で道標を立ててくれるような大将の言葉には、
多くの人達が救われてきたのだろうと、今は想像する事ができる。
若くて経験も思慮も浅かった頃の自分にも、
そんな会話があった事を思い出す事ができる。
そして、
会って対峙して、会話を交わしてこそ、
誤解の少ない情報伝達が可能となり、
心や気持ちのやりとりが可能になる事も、
会話する彼等の姿を見て強く感じさせられる事、でもあった。
それにしても、50周年。
一筋縄ではいかない人達が集うこの社会は、
これからどんな形へとシフトしていくのだろうか?
前日に誕生日を迎えた大将へのバースデーケーキが振る舞われ、
ソルトレイクの最高速チャレンジ(ボンネビル)でアメリカ記録を達成した仲間の紹介があった。
「勝ち逃げは許されない世界なんで・・・」と語る彼の言葉には、
彼自身の生き方が彩られた素敵な響きを感じ、思わずシャッターを切った。
人生に「勝ち逃げ」はあるのだろうか?
私自身は、人生はどこかで帳尻が合うものだと
今まで生きてきた経験から、考えられるようになったけど。
でも、他人は他人、自分は自分、だ。
自分らしく生きる事が楽しいだろう?
と教えてくれたこのクラブに、属している事は幸せだ。
中ジメの3本締めは岡山のメンバーの発声で。
そして私は、また500キロの帰路に。
あ・・・
往復1000キロって、600マイル以上あるじゃん。
そうか、
今日は600マイル・ロケだったのか(爆)
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紅葉
- 2014-10-06 (月)
- Photo Essay
500PX用に再キャプチャーした写真。
5Dに16−35/F2.8を付けて撮った1枚は、
今見ても色褪せない魅力を感じてしまった。
今回はライトルームで現像し、
DxOのフィルムパックでフジフィルム・ヴェルヴィア50のトーンを使い、
フォトショップで部分的に覆い焼きを行い、フィルターワークで色を作る、
といった作業を行って、こんな感じに仕上がった。
(大きいサイズはコチラで
https://500px.com/photo/85440075/%E7%B4%85%E8%91%89-by-bowjack-moore?from=user_library)
いつも撮る写真は、基本的にはモノクロで表現したいから、
そういう仕上がりを計算して撮影してしまうのだけど、
この時の写真は、仕事としての撮影で「紅葉」を求められて撮ったものなので
色合いもピントもそれを意識した物となっている。
ある意味自分らしくないけど、
構図とレンズの使い方に「和」なテイストを入れつつ
自分らしさをあしらってみた1枚で、
今見ると、一生懸命考えて撮ったな・・・と、思う。
作品作りとしての撮り方ではないけど、
こういう撮り方も面白いよねって自分に言い聞かせる必要が
今の自分にはあるのかも知れないね。
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