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10年

IMG_2226m.jpg 10年前にこの街を訪れた時、
自分の仕事について悩んでいた。

自分のやりたい事ができない毎日に苛つき、
自分の人生につきまとう不運を恨んだりもした。

だが、カラッとした西海岸の風や、
そこで生きる人達の笑顔が、
凝り固まった自分の気持ちを解してくれたのだろう。

仕事がある事自体が幸せな事。
前の仕事だったら、こんな旅行もできなかった・・と
開き直る事ができた。

IMG_2542.jpg IMG_2495m.jpg そして10年。

気付けば望んだ職場に異動し、
がむしゃらに突っ走った4年間を過ごし、
新しい番組を立ち上げてこの数日間を過せる余裕を持てた。


その10年間に色々あった事。
それがこの街の風景の中で、蘇ってくる。

その感触をまずは味わっていた。

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何故、あの時、あんな事になってしまったのだろう・・・
何故自分は、あんな事をしてしまったのだろう・・・

その時、それはわからなくても、
やがてそれは、必然だったのだ・・・と
気付けるもの。

そして、そんな事に気付くために、
長き時間を費やし、
様々な想いを持って生き長らえてしまった・・・とも。


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10年ぶりのSan Franciscoは、
以前よりもフレンドリーで差別感も少なく、
しかし確実に格差も存在する街になっていた。

そんな街で
私は、初めて、大人扱いを受ける。

どうやらやっと、
年相応に見えるようになった・・・らしい。


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Comments:2

愛知のK 07-07-29 (日) 0:37

必然。
きっとそうなのでしょう。

考え抜いて、自分が正しいと思い決断した事が、
実は自分の心に嘘をつき、心を苦しめていた。
一体自分はどこにいるのだろう?と考えてしまう事が
多々あります。
本当の自分を知るのに、まだまだ時間がかかりそうです。


某若 07-07-29 (日) 22:33

私自身、自分が何処に立っているのか、
見えない事の方が多くある毎日です。

ただ、無理をして持ち続けていた物や、
意味無く備えていた物を捨てていくと、
自分のサイズが見えるものだな・・・と感じる毎日です。


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