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2014-09-21

Joy and sorrow are today and tomorrow

8670Dcm
 
 
古いデジカメで撮った写真を、500PX用に再キャプチャーする。
その過程でかなり気付ける事が多くて、ちょっとはまってたりする。
 
この写真は10Dで撮った写真だが、
アルゴリズムの違いか特にモノクロのフィルムトーンをかけた時、
独特の風合いが出て面白いと感じている。
 
今使っても面白いのかも、と思えるけど、
オートフォーカスはあてにならないし、
ファインダーでピントを合わせるにはフォーカシングスクリーンがダメで、
じっくりと時間をかける撮り方しかできないから現実的には難しい。
 
ただ、jpegで保存したデータをここまで作り上げられるのも
現在の現像ソフトの力があるからで、
そういう意味では
「その時、何を撮りたかったか」
という意思を確認しつつも
「これを表現したい」
という今の意思を加えた表現ができる事が、楽しいのだと思う。
 
 
思い出せばフィルム時代は、
暗室作業は予測作業でもあり、
想像力と予測力でプリントを作り上げる事を前提に、
細かい覆い焼きや現像時間の調整を行うのだが、
正にそれは職人的な作業でもあった。
 
その培った経験のうちで生きているのは
覆い焼きの方法論と、フィルターワーク、
そしてフィルム独特のトーンをどう使うか?
という表現方法論でしかない。
 
でもそれが、
PC環境で行える今は
写真を楽しむ人達には天国のような状態だと思う。
 
500PXはそういう意味で、とても面白い。
 
写真という共通言語だけで交流するサイトではあるけど
プロ作家もアマチュアも同じ土俵で表現する環境は
「自分にしかできない表現を磨こう」という気持ちにさせられる。
 
だから面白いんだろうね。
 
 
昨日の横浜は雨混じりの不安定な天気だったけど、
今日は秋らしい穏やかな天気。
 
こんな日は、カメラを持って散歩も良いのだろうね。

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