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2006-09-27

夢幻


 
いつになったら、
真っ直ぐ空を見上げる事ができるんだろう・・・
 
そぼ降る雨を両手に受けるように手を伸ばせば、
斜めにしか顔を上げられない自分に気付く。
 

 
消耗するだけの日々
空腹になっても食べる気力が出ない
 
それでも何かを変えようと・・・・動いてみる。
 

 
何時までも暗闇の中を、
重苦しい空気だけが走る。
 
終点なんてどこにも無いように感じるほど、
その行程は長く感じる。
 
まるで・・・
 
今、自分が歩いてる時のように。
 

 
救いなんて何処にも無い
満たされる想いも・・・
 
変わらないでいる自分の心は、
何の価値も認めてもらえないほど老いて、
伝わる勢いすら失う
 
それでも
時だけは流れていく
 
辿り着いた場所には、
冷たい風だけが静かに舞っていた。
 

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