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光と影

写真が好きになった理由の1つに、
自分だけが知っている世界を具現化する・・・というものがあった。

でも、正直言えば、
光と影が織りなす風景や、その場の空気を表現する事が、
凄く楽しくて気持ち良かった・・という事が大きいようだ。

 

 

久々に、ちゃんとしたステージの写真を撮った。

見事な仕事がされたステージは、
光と影の芸術として既に完成しているが、
演者や役者が別の命を携えて飛び込むと、
さらにその空間は次元が変わってしまう。

その、説明しにくい空気を
自分の感覚で切り取る事が楽しいのは何故だかわからないが、
撮ってみればやっぱり、自分の感じた空気がそこに写っていた。

 

 

そして思う・・・

これが、私の原点なのだ、と。

そして気付く・・・

こんな世界の中に生きる時が、
一番楽しかったのだ・・と。

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