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AED

自動体外式除細動器というと堅苦しいが、
こんなステッカーが駅構内や人が多く利用する施設に貼ってある事に
気づいている人は多くいるのでは?
 
 

 
 
番組でこの機械について取り上げる事になって色々と取材を始めているが、
実際の使い方は至極簡単で、事故が起きないプログラムが組まれていて、
ユーザーは電極を貼り付けてスイッチを押すだけ・・という事がわかってきた。
 
突然死死因のほとんどは心臓疾患と言われ、その大部分は心室細動という
心臓が拍動できなくなる状態に陥って死亡するらしい。
 
で、このAEDがあれば、倒れた人を救える確率が上がるのだが、
問題はバイスタンダー(傷病者の近くにいる一般市民)となった人の方にある。
 
目の前で見知らぬ誰かが倒れた時、例え救急講習を受けて情報を知っていたとしても、
実際に動く事ができる人は数少ないのでは?・・・と思うのだ。
 
 
私自身も何度か事故を起こし、その都度誰かに助けて頂いた経験を持っているが、
自分自身が誰かを助ける事を思い出すと、
助けなければ・・・と思うスイッチが入り難かった事を思い出す。
 
さすがに心臓疾患で倒れた人を見た事はないので想像がつかないが、
交通事故現場に遭遇した時、救助活動を始めても廻りの人間が一緒に動いてくれるまでには
かなり時間がかかるもので、かく言う私自身も初めての時はすんなりと動けなかったのだ。
 
 
取材では、その使い方や、バイスタンダーになった時の事などを追っていく事になるが、
その中で自分の少ない経験も反映させられればいいな・・と思っている。

コメント:1

moyuzo 06-07-03 (月) 7:19

少しでも・・
 
けして人はひとりじゃないよ
ひとりきりで生きているんじゃない
みな 同じように辛いけど がんばってる
 
だからこそ・・
 
誰かが目の前で倒れたら 
それは 肩で風切ってこの世を生きる
自分の分身だという気がして
きっと 素通りなんてできなくなる
 
 
・・というような 
何か を感じてもらえる番組になればいいな
と 思います。
 
 

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