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シフト


 
随分と生き長らえたものだ。
 
一歩踏み違えるとそのまま・・・の道を
自分の勘だけを頼りに駆け抜けて4ラップ。
 
多くの人と出会い、
多くの事を知り、
多くの事を学んで、
多くの何かを刻んできた。
 

 
今、また、
ざわざわとした感触を心の中に見つけて、
何かを刻む準備に入った・・と知る。
 
どこかで凍り、動かなくなって久しい心が、
忘れてしまったはずの記憶と共に蘇った熱さで弛み、
わぁ・・・っと叫びたいほどの何かが、心の真ん中に芽生えている。
 

 
しかし
その何かは・・・
 
容易に姿を見せない。
 
肌触りも匂いもわかっているのに、
手で触れる事のできないもどかしさが苛つきを生む。
 
まぁ・・・良い
 
このモヤモヤとした何かは、
形を得るまでに様々な攻撃をしかけるだろうが、
その代わりに、何かをちゃんと残していく事は、わかっている。
 
たとえ足下も行く末も見えなくても、
そこにはちゃんと行くべき道がある事は、わかっている。
 
だから、
足を前に出して、
道が照らされている場所まで、
自分の信じる方向へ歩いていこう。
 

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