- 2006-07-07 (金) 15:31
- 日記的雑感
余裕が無いとろくな事がない。
日々粛々と仕事は進むのだが、
予定通りに事が運ばないと問題だけが先送りになり・・・
その結果、少しずつ問題は大きくなっていくものだ。
ただ仕事の場合は最終的にどうにかするわけで
別に命を取られるわけでもなく、大した事にはならないのだが、
心の中にたまる疲れはそのどうにかする行為によって倍加していく・・・・。
仕事漬けの毎日は非日常に身を置く事でリセットをかける。
それは例えばバイクに乗る事だったり、
どこかのホテルにでも泊まって何もしない時間を楽しんだり・・・
どう頑張っても仕事ができない状況に身を置く事で、
強制的に仕事に対する飢えを作り上げるのかも知れないが、
とにかくそんな時間を持つ事が、随分と心の救いになっているのは事実だ。
実は、どこに行ってもいいのだ。
自分の社会から完璧に離れる事ができれば、
それでいい。
ただ、たまった疲れの量によって、切り離した時間の量が増えるだけの事。
その量に応じて、行動が決まってくるわけで・・・
そして私は久々にエアのチケットを取っていた。
明日から、3日間、
音信不通の時間を持つ。
久々の香港。
楽しみだ(^_^)
コメント:1
- moyuzo 06-07-10 (月) 11:47
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「自分へのご褒美・・一体何をすればいいんですか」
19歳の女の子が真顔で私に問う。
「何でもいいんだよ。自分の好きなことをしてあげれば」
彼女が続ける。
「でも、時間がないんです。課題に追われていて」
そして私が答えた。
「時間が無い、というのは言い訳さ」
彼女と彼女の周囲の19歳達が私を見る。
あのさ・・
自分が好きなものってあるじゃん。
山? 空? 水? 音楽? 絵? 服? デザート?
例えば 私は空が好き。
混雑した人波溢れる雑踏の中
スクランブル交差点を渡るど真ん中。
立ち止まって空を見る。
高層ビルに囲まれたその一角に
小さな青空が見える。
その「青」を見たことで 「気持ちいい」と
自分の胸につぶやく。
とか?
銀座の日曜日。
歩行者天国。
割合と人の少ない七丁目方向から
普段は歩けない大通りの真ん中に突っ立って
銀座の街並みに向かい両手を大きく広げて
自分の中にすっぽりと風景を包む。
「コレ全部おいらのモノ」と思うと 嘘でも優越感が
沸いてくる・・と 自分の胸につぶやく。
とかさ。
雑貨屋のポストカードの イタリアの路地に立つ自分
を 思う・・とか。
それで そのカードをいつも持ち歩く とかね。
などと・・
時間が無い を言い訳にした19歳達に向かって
実はいちばん「時間が無い」と 日々言い訳している
私自身に 妄想によってお安くリセットできる方法を
確認させてみたのだが・・。
某若のように
物事が切れ目無く連続している状況下では
妄想の中の香港なんて 生易しい手段じゃ
リセットは そら無理だよね。
すっかり リフレッシュした 心と身体(腹?)で
無事に帰国してくださいよ~。
はてさて 今回はどんな写真がお土産になるか
読者も楽しみなところでしょう。
期待しましょ。