- 2006-06-09 (金) 17:49
- Photo Essay
少し湿った空気がまとわりつく夜道、
なんとなく空を見上げて感じるのは孤独。
大きな夜空の下で、一人きりで立ちつくしてしまうのは
不吉な予感と手応えのない足掻きのせいか・・・
そんな時は、まずは足下を見てみる。
大丈夫だ・・・
ちゃんと自分の足で立ってる。
次に振り返ってみる。
どうやら・・・
道を間違えずに来たらしい。
そして手を見てみる。
持ちきれない物を持っている・・・のかなぁ・・・
続いて前を見てみる。
あぁ・・・
ちゃんと行く先を見据えてないかも知れない。
実は、不安な事を抱えている。
それは、私自身にも大きな変化をもたらす可能性のある何か・・だ。
そしてそれは、私自身がどう頑張ろうとも、
どうにもならない力を持って迫り来るものだ。
その絶大な力の前には、自分自身の無力を感じずにはいられない。
だが・・・
それも「流れ」というものなら、
抗う意味もないので、自然体で全てを受け止めるしかない。
そんな事を考えながら帰る道は、
それでも自分は生きている・・・・と、感じさせてくれるモノだった。