Home > アーカイブ > 2008-10

2008-10

銀杏

焼鳥屋で食べる銀杏は好きだけど、
道に落ちてくる銀杏は・・・

好物

葡萄もそろそろ、終わり・・・かな

SUNSET

秋の風に乗って湘南を駆けると、
汐の香りは少し冷たい。

夕暮れの色は温もりを求め、
足を帰路へと向けさせる。

こんな景色に、
あと何回出会えるんだろうね。

ワールドフェスタ・ヨコハマ2008

今月の撮影テーマは「食」という事で、色々と撮り回っているが、
これがまた幅が広くて悩んでいた。

で・・・横浜と一目でわかるような場所で開かれている
食をテーマにしたイベント「ワールドフェスタ・ヨコハマ2008」へ行ってみた。

いわゆるエスニック系のフードが多く扱われていたが、
ざっと見ても珍しさをあまり感じる事がないのは、
横浜には数多くの外国料理店が多いから・・かも知れない。

昔は、各国のボランティアが、家庭料理を披露するようなイベントで、
その分、食を通じた国際理解が進む楽しさもあったが、
今はプロが店を出している感じが多くて、その分美味しくなり、
かつ、商売ベースの会話しか成り立たなくなっている。

でも、それで良いのかも知れない。

気がつけば横浜は、
以前にも増して多民族な街になっている。

飲食店ではちゃんとした日本語が聞こえない・・・なんて事は日常茶飯事で、
アジア系外国人の店員しか居ない蕎麦屋なんて店は当たり前にあって、
各国の人達が横浜で普通に生活しているのは、既に常識だ。

なのに何故か、
この会場には違和感があった。
強烈な疎外感を感じて、若干だが狼狽えた。

上手くは言えないのだが、
例えて言えば「横浜らしくない」感じがするのだ。

街を上げてのイベント「ジャズプロムナード」が開催中である事もあって、
多分、そこに居た人達の多くは観光客なのだろう。

ならば、仕方がない。

浜っ子が持つ「隣人を排除しない」独特なスタンスを
持っていなくても当然なのだ。

ただ、思う。

日本は既に多民族国家の道を歩んでいる。
少子高齢社会を、外国人居住者が支えている現実もある。

言葉や常識が違う人達との共存に必要なのは、
お互いを理解する努力と思いやりや優しさ、ではないだろうか?・・と。

そんな事を考えてしまうのは、
利己的に生きる人達が私の回りにも増えてしまったから・・・
かも知れないけどね。

光と影

写真が好きになった理由の1つに、
自分だけが知っている世界を具現化する・・・というものがあった。

でも、正直言えば、
光と影が織りなす風景や、その場の空気を表現する事が、
凄く楽しくて気持ち良かった・・という事が大きいようだ。

 

 

久々に、ちゃんとしたステージの写真を撮った。

見事な仕事がされたステージは、
光と影の芸術として既に完成しているが、
演者や役者が別の命を携えて飛び込むと、
さらにその空間は次元が変わってしまう。

その、説明しにくい空気を
自分の感覚で切り取る事が楽しいのは何故だかわからないが、
撮ってみればやっぱり、自分の感じた空気がそこに写っていた。

 

 

そして思う・・・

これが、私の原点なのだ、と。

そして気付く・・・

こんな世界の中に生きる時が、
一番楽しかったのだ・・と。

Home > アーカイブ > 2008-10

検索
フィード
メタ情報

Return to page top